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ASUS RT-AX3000

VDSL回線では60Mbps程度しか出ないものの将来にわたって末永く使おうということから、WAN側にギガビット端子があり、Wi-Fi6、メッシュWi-Fi(AiMesh)にも対応しているものを選定しました。

無線LANルーターについては今まであまり気にかけることはありませんでした。しかし家庭内ネットワークの高速化を行う上である程度の処理性能や機能を持った無線LANが必要なのではと思い、2021年5月にAmazonでRT-AX3000を購入しました。

ASUSって?

ASUSは台湾の企業でノートパソコンやネットワーク機器のメーカーです。ルーターの種類が豊富でゲーミングに対応したパソコンが買えてしまうような10万円越えのルーターまであるようです。

台湾メーカーではありますが、同梱されるマニュアルや設定画面の日本語に不自然なところは無く初期設定はウィザード形式で簡単に接続することができます。

簡単な初期設定

最低限繋げるためのステップも難しくありません。WAN端子にインターネット回線を接続。パソコンやスマホとWi-Fiで接続しWebブラウザで設定画面を表示させるだけです。これから色々やってみたいと思う方にはお勧めです。機能が山ほどあり、自分はこういうのが好きな性分なので満足のいく買い物となりました。

Wi-Fi6

前世代のWi-Fi5(IEEE802.11ac)が一度に一つのデバイスしか処理できなかったものをWi-Fi6(IEEE802.11AX)ではOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiple Access 直交周波数分割多重方式)という技術を使って同時に複数のデバイスの処理が可能となることで、遅延を少なくしているそうです。

理論上ですが、最大速度は合計約3000Mbps。 2.4GHz帯域で574 Mbps、5GHz帯域で2402 Mbpsとなっています。ただし、WAN側の有線ポート1Gbpsのギガビットイーサネットポートになります。

NASの構築も簡単

USB3.2端子が付いており、USBハードディスクを接続してNAS(Network Attached Storage、ナス)としてサーバーなどを用意せずともすぐに運用ができます。何よりサーバーを立てるより消費電力が少ないところもいいですね。

セキュリティー機能も充実

Trend Micro™「AiProtection」と呼ばれるセキュリティー機能があります。Trend Micro™により、常時5分間隔で不審なサイトの情報がデータベースに蓄積され、約15分間隔で自動反映されるそうです。接続する機器の脆弱性保護も行われており、脆弱性をついた疑わしい通信を自動的にブロックしてくれるそうです。

通常は個別にパソコンにセキュリティーソフトをインストールする必要がありますが、ASUSルーターが不審なサイトへの警告を行ってくれる機能もあります。セキュリティーソフトをインストールできないIoT機器への不正アクセスを防ぐ機能もあります。

安定性も問題なし

2年半以上使っていますが、一度も不具合はありません。また設定の中に自動再起動機能もあるので、真夜中や早朝などに週1回自動で再起動していることからというのもあるかもしれません。

投稿者 とむ

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